学習の流れ

➀ 準備

 例文を覚える
やれば必ず勝てる。暗記の方法は人それぞれだが、暗記のヒントが欲しい人はこちらへ。

 定着させる
例文暗記は、一度クリアしたらおしまいだと思っている人が意外にも多い気がします。試験の当日に、覚えた英文は全部かけるようにするのが目標。それを達成するために必要なことはこちらに書いておきました。


➁ 答案作成

 時間をかけて作品を作り上げる
頭の中で「あれは使える」とか「これは使いにくい」などとゆっくり考えることによって、基本方針以外の部分の細かいレベルでの、自分なりの方針が出来上がります。そのためにも可能な限り制限時間にとらわれないようにします。

 辞書を使わないで
辞書を使うと、普通の受験生が覚えることのない表現まで調べることができるので、思わず使ってしまいます。その量はかなり多いものになっています。しかし、入試英作文はほとんどのものが高1レベルで書ききることができます。そして、当然入試当日は、「受験生が覚えるべき表現」だけで勝負することになります。異常に量の多い高2レベル以上を覚えるよりも、高1レベルまでを使いまわせる技術を身につけるほうが合格に近付くことができるのです。普通の受験生が覚えるべきではない、マイナーな表現などを、とことん覚えまくるというなら話は別ですけどね。確認のために引くのはOKだと思います。

 方針を持って取り組む
やみくもにかくのではなく、何をすべきか、手順を体にしみこませておきます。

 成績を飛躍的に上げるために
正直のところ辞書を引かないというのは、最短で合格を勝ち取るための手段にしかすぎません。語学的にいえば、辞書を引いて、いろんな表現を憶えるのは素敵なことです。飛躍的に伸ばしてみたい人は、辞書を使わないで解答をした後、辞書を引きながらもう一つあなたの解答を作ってみてください。


➂ 課題発見

 間違っていた部分を確実に発見する
自分のミスを確実に掘り当てるかどうかが上達の分かれ目です。だからこそ一つ一つ丁寧に時間をかけてcheckします。基本はModel Answerをみて自分でチェックをかけていくことです。確認のために、この時点で辞書を使うのは構わないでしょう。最終的に自分だけでチェックできないものを、誰かにcheckしてもらいます。実は、1年間でしっかりと力を伸ばすのはきちんとしたcheckおこなうひとたちなのです。

 間違っていた部分のレベル分けをする
これが意外と大切なんです。まったく違っていた部分には、一重線を、自力ではあっているかどうかわからない部分には二重線を引いていきます。人に見てもらうときは、一重線の部分を中心に質問しに行きます。


④ 修正

 自分の作った作品を丸暗記する
自分の間違いを前提とした例文を覚えるのはひときわ大切なことです。表面的に正しい英文というだけでなく、その背後にあるミスについての記憶を残します。

 モデルアンサーを丸暗記する
自分がたどり着けなかった答えを覚えることも大切なことです。どうやったらこんなにうっとりとするような解答が得られるのか、思いを馳せながら暗記します。