つながりに違和感が出ないように、丁寧に取り扱います。
1. 前の文の一部について説明をする
おそらく、一番多用する技術。指示詞的に機能する表現を使うことで、同じ表現を繰り返す必要がなくなります。また、つなぎのための表現を表に出さなくても、簡潔に文章をつなげられます。よく考えてみたら、文と文の間って、接続詞的な、つなぎの表現って、いつもいつもついてないし、むしろついてないほうが普通でしょ?
■ 付け加える文の中に、指示詞的に機能する名詞を入れてつなぐ
( it / them / they / this / that / these / those )
・The city faced significant environmental challenges. They were largely due to rapid urbanization.
「その都市は深刻な環境問題に直面していました。それらは主に急速な都市化によるものでした。」
■ 付け加える文の中に、指示詞的に機能する形容詞を入れてつなぐ
( such A / the A / its A / their A / this A / that A / these A / those A )
・The city faced significant environmental challenges. These problems were largely due to rapid urbanization.
「その都市は深刻な環境問題に直面していました。これらの問題は主に急速な都市化によるものでした。)
・There was a critical issue with the country. The government did not function well.
「その国には重要な問題がありました。その政府がうまく機能していないかったのです。」
■ 付け加える文の中に、指示詞的に機能す副詞を入れてつなぐ
( there / here )
・The forest in this region is home to many endangered species. There, the ecosystem is fragile, and even small changes can have a significant impact on wildlife.
「この地域の森林は多くの絶滅危惧種の生息地です。そこで、生態系は非常に脆弱で、少しの変化でも野生動物に大きな影響を与える可能性があります。」
コツ ■ 指示詞的に機能する表現が指すものが誤解されないように心がけよう。多用すると、前文のどの部分を指しているのか分かりにくくなることがあるため、適度に使用することが重要です。
Hack !
文と文をつなげている際に、soやand、thenなどを多用しすぎで、なんか変だなぁと感じることはありませんか? 実際英語でこんな感じじゃないのに、みたいに…。それを防ぐために大切なのが、まず短い文を使ってヒトコトで言ってしまうこと。ただ、それだと、なんか言いたいことが十分表せてないなぁという気持ちが生まれてくるかもしれません。その時に使うのが、ある文章を[ 説明 ]したいとき、単にその説明をその文章の後ろに置くという技術です。そうすると、どんどんきれいに順が整理され、andやsoのようないわゆるディスコースマーカーを多用しなくて済みます。個人的にはディスコースマーカーがなければないだけ美しいエッセイだと考えています。わざわざ「理由を言うよ!」みたいな指標がなくても相手に理解してもらえる並びになっているってことですよね? 実際、ディスコースマーカーは、普段読んでいる長文にそれほどしつこく出てこないこと、気づいています?
2. 因果関係を逆に述べる(結果→原因)
結果をある文章(or文章のカタマリ)で先に述べ、その原因を後から説明するパターン。
■ 接続詞(的な表現)でつなぐ
・S1V1, because S2V2.
「S1V1。というのはS2V2からだ。」
( since / as )
・The ecosystem was severely damaged, because many trees were cut down.
「生態系は深刻な被害を受けました。なぜなら、多くの木が伐採されたからです。」
■ 文の一部でつなぐ
・S1V1. This is because S2V2.
「S1V1。というのはS2V2からだ。」
・S1V1. This happened because S2V2.
「S1V1。これが起きたのはS2V2からだ。」
・S1V1. The reason for this is that S2V2.
「S1V1。これの理由はS2V2ということだ。」
・Many animals lost their habitat. The reason for this is that people engage in illegal logging.
「多くの動物が生息地を失いました。その理由は、人々が違法な伐採を行っているということです。」
コツ ■ 「原因」を添えたからと言って説明しきっているわけではない。油断しないこと。読み手の感じそうな疑問が残っていないか、最後まで思考し切る。
因果関係とは
理由として表現した文章を見たら、その理由で説明しようと思った文章を大体の大人が予測できそうである関係のこと。この関係の妥当性の判断は、厳密には相当難しいが、読み手が、あなたと同じ立場に立ったら、そう思うかも、くらいで十分。
例えば
「眠いから、勉強に集中できない」を例に挙げると、「眠い」時、予想される現象がいくつかあるが、「勉強に集中できない」もそのうちに含まれることから、「成立している」と判断することができる。「お腹が空いたので、ご飯が食べたい」はどうだろうか? 「お腹が空いた」時に予測される範囲に、「ご飯が食べたい」はほぼ確実に入ってくるからこれは成立しているといえる。では「お腹が空いたので、外に行きたい」はどうだろう? 「お腹が空いた」時に予測される範囲には、入っていないので、理由としてはほぼ認められないでしょう。でも、もし「教室の中では飲食禁止」という前提があったらどうでしょうか? その場合は、読み手がその状況を知らなければ理解できないと考え、「お腹が空いた」を理由という形を言った後で、「教室では飲食禁止」という説明を加えられれば、「お腹が空いた」は理由として認められるでしょう。
3. 具体例を挙げる
ある文章(or文章のカタマリ)の理解を補強するために、具体例を挙げるパターン。例示。
■ 接続副詞(的な表現)でつなぐ
・S1V1. For example, S2V2.
「S1V1。 例えばS2V2。」
・S1V1. For instance, S2V2.
「S1V1。 例えばS2V2。」
・Sustainable practices are essential. For example, reusing materials reduces waste.
「持続可能な取り組みは非常に重要です。例えば、材料を再利用することは廃棄物を減らします。」
■ 文の一部でつなぐ
・S1V1. One of them is that S2V2.
「S1V1。 その一つは、S2V2ということだ。」
・S1V1. One example of this is that S2V2.
「S1V1。 この例の一つはS2V2ということだ。」
・There are many ways to improve academic performance, and one of the most effective methods is collaboration. One example of this is that students who study in groups often perform better on exams.
「学業成績を向上させる方法はたくさんありますが、最も効果的な方法の一つは協力です。その一例は、グループで勉強する学生は試験でより良い成績を収めることが多いということです。」
■ 文マルゴトでつなぐ
・S1V1. Let me illustrate this. S2V2.
「S1V1。 これを例で示しましょう。S2V2。」
・We often hear about the importance of time management. Let’s take an example. A person who plans their day effectively is more likely to achieve their goals.
「私たちはよく時間管理の重要性について耳にします。 例を挙げてみましょう。 1日を効果的に計画する人は、目標を達成する可能性が高くなります。」
コツ ■ 具体レベルが十分ではない例は、説明の意図が伝わりづらくなるので注意が必要。例えば、
Recently, the serious impact of forest fires has been reported.
という内容に対する例としては、以下のようになる。
良い例: In 2019, millions of hectares were destroyed in the Australian forest fires.
悪い例: Forest fires have become a problem in many regions.
例えば
マイナー言語を勉強しようとすると、日本には、辞書や参考書が全くなくて困る、と言われれたとき、どんな言語を思い浮かべますか? だいたいは、スペイン語とか、ロシア語を想像するでしょう。さて、そんな言語の辞書って、本屋にないの? あれ? NHKのスペイン語会話ってなかったっけ? と思う人が…。実際、ケチュア語とかモン語のような言語を想像して、そりゃ参考書はないよ、と思う人がどれだけいるでしょうか? もし、ケチュア語やモン語レベルの話をしている文脈ならば、以上のようにそれを予期しない読み手を想像して、「例えばケチュア語やモン語のような」と付け加えていきます。「日本人はスポーツが好きだ」というときに、読み手が想像しやすそうな文脈で、わざわざ「テニスやサッカーのような」などの表現は、語数を稼ぐという消極的な思考がない限りは不要だと思いませんか?
4. より分かりやすい文で説明をする
れまでに述べられたある文章(or文章のカタマリ)で表される内容全体を、わかりやすく説明する。
■ 接続副詞(的な表現)でつなぐ
・S1V1. That is to say, S2V2.
「S1V1。 つまり、S2V2。」
to put it another way / in other words
・Some people think smartphones are distracting. That is to say, they believe smartphones make it hard to focus on important tasks.
「一部の人々はスマートフォンが気を散らすと考えています。つまり、スマートフォンが重要な作業に集中するのを難しくしていると考えているのです。」
■ 文の一部でつなぐ
・S1V1. What I mean is that S2V2.
「S1V1。 私が言いたいのはS2V2ということです。」
・The meeting was a disaster. What I mean is that nothing went as planned.
「その会議は大失敗でした。私が言いたいのは何も計画通りに進みませんでしたということです。」
■ 文でつなぐ
・S1V1. Let me put it another way. S2V2.
「S1V1。 別の言い方をさせてください。S2V2。」
・This book is hard to read. Let me put it another way. The language is very old-fashioned.
「この本は読むのが難しいです。別の言い方をさせてください。言葉遣いがとても古風だということです。」
5. 前にある文章(のカタマリ)の解釈を付け足す。
ある文章(or文章のカタマリ)で述べられた内容から言えることを導く。
■ 文の一部でつなぐ
・S1V1. You can say that S2V2.
「S1V1。 S2V2ということができる。」
・S1V1. It follows that S2V2.
「S1V1。 S2V2ということになる。」
・S1V1. This means that S2V2.
「S1V1。 これはS2V2ということを意味する。」
・The number of international students in Japan has been increasing rapidly over the past decade. This means that Japanese universities are becoming more attractive to students from other countries.
「過去10年間で、日本における留学生の数が急速に増加しています。これは、日本の大学が他国の学生にとってより魅力的な存在になりつつあるということを意味します。」
6. 前にある文章(のカタマリ)の正しさを確認する内容を付け足す
ある文章(or文章のカタマリ)で表される内容の証拠を導入する。
■ 接続副詞(的な表現)でつなぐ
・S1V1. Actually, S2V2.
「S1V1。 実際に、S2V2。」
・S1V1. As a matter of fact, S2V2.
「S1V1。 実際のところ、S2V2。」
・S1V1. Evidently, S2V2.
「S1V1。 明らかに、S2V2。」
・S1V1. Without doubt, S2V2.
「S1V1。 疑う余地なく、S2V2。」
・S1V1. Of course, S2V2.
「S1V1。 もちろん、S2V2。」
・S1V1. Needless to say, S2V2.
「S1V1。 言うまでもなく、S2V2。」
・S1V1. To be sure, S2V2.
「S1V1。 確かに、S2V2。」
・Many people believe that regular exercise is good for mental health. In fact, studies show it can reduce symptoms of depression by 30%.
「多くの人々が、定期的な運動はメンタルヘルスに良いと信じています。実際、研究によれば、運動はうつ症状を30%軽減できることが示されています。」
・The team performed exceptionally well this season. Without a doubt, they deserve to win the championship.
「チームは今シーズン非常に素晴らしいパフォーマンスをしました。疑う余地なく、彼らはチャンピオンシップに勝つに値します。」
7. 前にある文章(のカタマリ)の解像度を上げる内容を付け足す
ある文章(or文章のカタマリ)で表された内容の後に、それをより厳密に言い直す。
■ 接続副詞(的な表現)でつなぐ
・S1V1. To be precise, S2V2.
「S1V1。 詳細に言うと、S2V2。」
・S1V1. More precisely, S2V2.
「S1V1。 より詳細にいうと、S2V2。」
・S1V1. More specifically, S2V2.
「S1V1。 より具体的には、S2V2。」
・Many people are working remotely these days. More specifically, over 60% of employees in urban areas have shifted to remote work.
「多くの人々が近年リモートワークを行っています。より具体的には、都市部では60%以上の従業員がリモートワークに切り替えています。」
8. 前にある文章(のカタマリ)のエピソードを付け足す
一般的な話から、それに関する個人的なエピソードの初めを導入する
■ 時を表す副詞的な表現でつなぐ
・S1V1. When I was a boy, S2V2.
「S1V1。 僕が子供の時、S2V2。」
( seven years ago / in the 20th century / at that time / Back then / … )
・Many people are struggling with balancing work and personal life. At that time, I was also working late every day, which made it hard to maintain a healthy routine.
「多くの人々が仕事とプライベートのバランスに悩んでいます。その頃、私も毎日遅くまで働いていて、健康的な生活習慣を維持するのが難しかったです。」
9. 時系列でつなぐ
ある文章(or文章のカタマリ)で表される出来事を時間的順序で整理して説明するパターン。出来事の順番をより正確に伝えられ、複雑な出来事も整理されて伝わりやすくなるが、使いすぎるとしつこさが出る。つなぎの表現がなくても伝えられるように、努力をしよう。
■ 接続副詞(的な表現)でつなぐ
・S1V1. Later, S2V2.
「S1V1。 のちにS2V2。」
・S1V1. Next, S2V2.
「S1V1。 次にS2V2。」
・S1V1. Eventually, S2V2.
「S1V1。 最終的にS2V2。」
・S1V1. Then, S2V2.
「S1V1。 それからS2V2。」
・S1V1. Then, S2V2.
「S1V1。 それからS2V2。」
・S1V1. Then, S2V2.
「S1V1。 それからS2V2。」
・S1V1. Subsequently, S2V2.
「S1V1。 のちにS2V2。」
・S1V1. Afterward, S2V2.
「S1V1。 のちにS2V2。」
・A wildfire destroyed the forest. Later, reforestation efforts began.
「山火事が森を焼き尽くしました。その後、人々は木を植え直す努力を始めました。」
■ 文の一部でつなぐ
・S1V1. It followed that S2V2.
「S1V1。 S2V2ということが後に続いた。」
・S1V1. This continued until S2V2.
「S1V1。 これはS2V2するまで続きました。」
・She forgot her umbrella. It followed that she got wet in the rain.
「彼女は傘を忘れました。その結果、雨で濡れてしまいました。」
10. 類似性の指摘で、共有する特徴を目立たせる
ある文章(or文章のカタマリ)で表される2つの事柄の類似性を強調して示すパターン。2つ以上の事柄の類似性を指摘し、それらが共有する特徴を強調する。抽象的な共通点だけでなく、具体例を伴うと説得力が増す。類似性の強調。
■ 接続副詞(的な表現)でつなぐ
・S1V1. Similarly, S2V2.
「S1V1。 同様にS2V2。」
・S1V1. Likewise, S2V2.
「S1V1。 同様にS2V2。」
・Cats are independent animals. Similarly, dogs can also show autonomy.
「猫は独立した動物です。同様に、犬も自立性を示すことがあります。」
コツ ■ 比較対象の特性を正確に伝え、読者に理解しやすい例を挙げるために、明確な類似点を探すことを心がける。
11. 追加情報を加える
ある文章(or文章のカタマリ)で表される主張や事実に新たな情報を追加し、話を補強する。冗長にならないように、その追加が必要かどうか、しっかりと考える。
■ 接続副詞(的な表現)でつなぐ
・S1V1. Also, S2V2.
「S1V1。 また、S2V2。」
・S1V1. In addition, S2V2.
「S1V1。加えて、S2V2。」
・S1V1. Moreover, S2V2.
「S1V1。 さらに、S2V2。」
・The policy aims to reduce emissions. Moreover, it encourages renewable energy adoption.
「その政策は排出量の削減を目的としています。さらに、再生可能エネルギーの導入を促進しています。」
■ 文の一部でつなぐ
・S1V1. Another point is that S2V2.
「S1V1。 もう一つのポイントはS2V2ということです。」
・Teamwork helps achieve goals more effectively. Another point is that teamwork improves efficiency.
「チームワークは目標をより効果的に達成するのに役立ちます。もう一つのポイントは、チームワークが効率を向上させるということです。」
12. 対比を示す
ある文章(or文章のカタマリ)で表される2つ以上の事柄の違いを明示し、対照的な特徴を浮き彫りにする。比較の際に誤解を招かないよう、違いを具体的に説明するのがポイント。相違の強調。
■ 接続詞的につなぐ
・S1V1, while S2V2.
「S1V1だがS2V2。」
・S1V1, whereas S2V2.
「S1V1だがS2V2。」
・Urban areas are densely populated, while rural areas are sparsely populated.
「都市部は人口が密集しているが、農村部は人口がまばらです。」
■ 接続副詞(的な表現)でつなぐ
・S1V1. However, S2V2.
「S1V1。 しかしS2V2。」
・S1V1. On the other hand, S2V2.
「S1V1。一方S2V2。」
・S1V1. In comparison, S2V2.
「S1V1。 それに対してS2V2。」
・S1V1. Conversely, S2V2.
「S1V1。 反対にS2V2。」
・Koalas rely heavily on eucalyptus trees. In comparison, kangaroos can adapt to various environments.
「コアラはユーカリの木に大きく依存しています。それに対して、カンガルーはさまざまな環境に適応することができます。」
コツ ■ どちらか一方に偏らない説明が重要。
13. 話題を広げる
それまでに述べられたある文章(or文章のカタマリ)で表される内容に、読み手の理解にとって価値がありそうな新たな視点や関連トピックを導入する。議論の幅を広げる効果がある。
■ 接続副詞(的な表現)でつなぐ
・S1V1. Besides, S2V2.
「S1V1。 加えて、S2V2。」
・S1V1. Beyond this, S2V2.
「S1V1。これに加えて、S2V2。」
・Protecting koalas is crucial. Beyond this, we must also consider the impact on other species.
「コアラを保護することは非常に重要です。それに加えて、他の種への影響も考慮しなければなりません。」
■ 文でつなぐ
・S1V1. This raises another question. S2V2.
「S1V1。 これは別の疑問を提起する。S2V2。」
・We have considered the impact on the environment. This raises another question. How can we reduce our carbon footprint?
「私たちは環境への影響を考慮しました。これがもう一つの質問を引き起こします。どのようにして私たちのカーボンフットプリントを減らすことができるのでしょうか?」
14. 逆接(予想外の展開)
ある文章(or文章のカタマリ)で表される内容から予想されるものと異なる展開を導く。驚きや反転を効果的に伝える。予想と異なる展開
■ 等位接続詞でつなぐ
・S1V1. But S2V2.
「S1V1。しかしS2V2。」
or
・S1V1, but S2V2.
「S1V1だが、S2V2。」
・Everyone believed the project would fail. But it turned out to be a huge success.
「誰もがそのプロジェクトは失敗すると信じていました。しかし、それは大成功を収める結果となりました。」
■ 接続副詞(的な表現)でつなぐ
・S1V1. However, S2V2.
「S1V1。 しかしながら、S2V2。」
・S1V1. Yet, S2V2.
「S1V1。 しかし、S2V2。」
・S1V1. Still, S2V2.
「S1V1。 それでもなお、S2V2。」
・S1V1. Surprisingly, S2V2.
「S1V1。 驚いたことに、S2V2。」
・S1V1. Ironically, S2V2.
「S1V1。 皮肉なことに、S2V2。」
・S1V1. Unfortunately, S2V2.
「S1V1。 不幸なことに、S2V2。」
・S1V1. On the contrary, S2V2.
「S1V1。 それどころか、S2V2。」
・S1V1. Nevertheless, S2V2.
「S1V1。 にもかかわらず、S2V2。」
・They worked hard to restore the forest. Ironically, another wildfire occurred shortly after.
「彼らは森を復元するために一生懸命働きました。皮肉なことに、その直後に別の山火事が発生しました。」
・Online education is convenient for many students. However, it lacks the personal interaction found in traditional classrooms.
「オンライン教育は多くの学生にとって便利です。しかし、従来の教室で得られる対面のやり取りが欠けています。」
・Some people think deserts are lifeless and empty. On the contrary, they are home to a wide variety of plants and animals adapted to harsh conditions.
「砂漠は生命が存在せず空っぽだと思う人もいます。それどころか、過酷な環境に適応した多種多様な動植物が生息しています。」
15. 一般論から特定のケースへ進む
抽象的な概念や一般論を表すある文章(or文章のカタマリ)を述べた後、深く掘り下げて、特定のケースや事例につなげるパターン。後者に焦点が当たっている。
■ 接続副詞(的な表現)でつなぐ
・S1V1. Specifically, S2V2.
「S1V1。 特にS2V2。」
( particular / in particular / notably )
・Penguins have unique adaptations. Specifically, their flippers are designed for swimming.
「ペンギンには独自の適応があります。具体的には、彼らのフリッパー(ひれ状の翼)は泳ぐために設計されています。」
■ 文の一部でつなぐ
・S1V1. A notable example is that S2V2.
「S1V1。 顕著な例はS2V2ということだ。」
・Exercise has many benefits for people. A notable example is that people often feel more productive after exercising in the morning.
「運動は人々に多くの利点があります。顕著な例として、朝に運動をした後により生産的に感じることが多いということが挙げられます。」
■ 文でつなぐ
・S1V1. Let’s examine this further. S2V2.
「S1V1。 これをさらに詳しく見てみよう。S2V2。」
・Penguins thrive in extreme cold climates. Let’s examine this further. Their unique adaptations, such as flippers designed for swimming, enable them to hunt efficiently waters.
「ペンギンは極寒の環境で生き抜いています。これをさらに詳しく見てみましょう。泳ぐために設計されたフリッパーのような独自の適応が、海で効率的に狩りをするのを可能にしています。」
コツ ■ 持っていきたい話の方向に最も関連する要素を慎重に選ぶ。
16. 原因から結果を述べる
ある文章(or文章のカタマリ)という形でで特定のケースを述べた後、その説明をもとに結論を導く。主に、出題に対する直接的な答えがを広範に持ってくるときに使う技術。
■ 等位接続詞でつなぐ
・S1V1. So S2V2. or S1V1, so S2V2.
「S1V1。 だからS2V2。」「S1V1だから、S2V2。」
・It rained heavily overnight, so the match was canceled.
「昨晩激しく雨が降ったので、試合はキャンセルされました。」
■ 接続副詞(的な表現)でつなぐ
・S1V1. Therefore, S2V2.
「S1V1。 それゆえS2V2。」
( thus / as a result / consequently / for this reason / in conclusion )
・The company’s profits declined. As a result, they had to cut jobs.
「その会社の利益は減少しました。その結果、彼らは人員削減をしなければなりませんでした。」
■ 文の一部でつなぐ
・S1V1. The result is that S2V2.
「S1V1。 その結果はS2V2ということです。」
・S1V1. This means that S2V2.
「S1V1。 これはS2V2ということを意味する」
・S1V1. This shows that S2V2.
「S1V1。 これはS2V2ということを示す。」
・S1V1. This proves that S2V2.
「S1V1。 これはS2V2ということを証明する。」
・S1V1. From this, we can say that S2V2.
「S1V1。 ここからS2V2ということができる。」
・We worked as a team. The result is that we finished the project early.
「私たちはチームとして働きました。その結果は、プロジェクトを早く終わらせることができましたということです。」
コツ ■ 原因と結果の関係が読み手にとって明瞭になるように配慮する。